子供に処方される漢方薬は甘くて飲みやすい!子供にお薦めの漢方薬!

数ある漢方薬の中には,意外に甘いものもあるのです。

まず、麦芽糖を主成分とした膠飴が含まれる処方があげられます。

黄耆建中湯・小建中湯・大建中湯が膠飴を多量に含む処方です。

特に小建中湯は小児に対して万能薬的に投与されます。

もともとは、名前が示すように建中の「建」は建立、
「中」は中焦つまり消化器系を指し、その作用を改善、
正常化するという意味で、胃腸症状の改善に使われた処方です。

浅田宗伯先生は、『勿誤薬室方函口訣』の中で
「腹中の引っぱり痛む」場合にと書いています。

便秘のために腹痛を繰り返す幼児にはとても効果があります。

小建中湯のエキス製剤の適応をみると、
「小児虚弱体質、疲労倦怠、神経質、慢性胃腸炎、小児夜尿症、夜なき」

とあまり脈絡のない症状が並びます。

しかし、胃腸を整えることによって,
自律神経や免疫のバランスが改善されることが明らかにされ,
近年さまざまな報告が出てきました。

腸内環境と免疫・自律神経・内分泌の関係については,
西洋医学的にも最近さまざまな知見が報告されていますが、
漢方の世界では3千年も前から胃腸を健全にすることが
健康に必要だとわかっていたと思います。

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