咳の風邪に使われる漢方薬とは?

咳の風邪を漢方で診断する場合、2つのタイプに分けて考えます。

つまり

寒タイプ」と「熱タイプ」です。

寒タイプの咳風邪

冷えの症状が全面的に現れている場合の咳風邪です。
具体的には、寒気が強い、鼻水、鼻づまりなどがあって咳や痰がある場合です。

また、重要なポイントとして排泄物の状態を観察することです。
つまり、寒タイプの鼻水、痰は、サラサラ、水の様です。
また、温めると症状が緩和したり楽になることもポイントです。

熱タイプの咳風邪

熱の症状が全面的に現れている場合の咳風邪です。
具体的には、発熱、喉の痛み、喉の乾燥、鼻づまりなどがあって咳や痰がある場合です。
熱タイプの鼻水や痰はネバネバ、ベトベトして色がついています。
また、冷やすと楽になったり、冷たいものを好みます。
このように「寒」と「熱」に分けて考えることは
特に難しくはないと思います。

大切なのはイメージで捉えることです。
初めは言葉で理解して、イメージで捉えるのが大切です。

次に、具体的な漢方薬の処方について解説します!

寒タイプの咳風邪

1、麻黄湯(まおうとう)

2、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

これらの処方には体を温めて汗を出す麻黄(まおう)、桂皮(けいひ)が中心となっています。

寒タイプの風邪には葛根湯もありますが、
咳中心の風邪には葛根湯はおすすめしません。

葛根湯は風邪の引き始めで
悪寒、発熱、頭痛、肩こりがある場合に使います。
また、葛根湯を続けて服用していると
他の症状は良くなったが咳だけが残る場合もあるので
気をつけてください。

熱タイプの咳風邪

1、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)

2、五虎湯(ごことう)

3、越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)

これからの処方には体の熱を外に出す石膏が中心となっています。

実際には、寒と熱をはっきり分けることは難しいです。
つまり、寒と熱が混在している状態です。

サラサラした鼻水、咳が出ているのに、暑がって喉が渇いている状態です。

このような時は小青竜湯(しょうせいりゅうとう)に
桔梗石膏(ききょうせっこう)を合わせて服用します。

ちょっと難しかったかもしれませんが、
一応、このような処方があると言うことは知っていて損はないと思います。

代表的は処方として

寒タイプでしたら「麻黄湯(まおうとう)」
熱タイプでしたら「麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)」

の2種類をまず覚えておいたほうがいいです。
これはドラックストアで手に入ると思います。

風邪を引いてこじれると、咳がひどくなる場合があります。
特に、夜中に咳き込んで眠れなくなる場合もあります。

そのような場合は

「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」

を服用してください。

この処方は、喉、肺を潤す生薬が含まれています。
ですから、咳の状態はコンコンとした乾いた咳で痰は粘り気があります。
また喉の乾燥も感じられます。

その他に

「養陰清肺湯(よういんせいはいとう)」のシロップもおすすめです。

このシロップを付属のキャップを使って、少しづつ喉を潤すように飲むのがいいです。

黒豆の煮汁も喉の痛み、咳に効果があります。

ただし、咳がひどいときはマイコプラズマ肺炎などの可能性もありますので、
治らない場合はすぐに病院を受診して検査を受けてください。

以上、簡単に紹介しました。
気になる漢方薬がありましたら薬局、ドラックストアの薬剤師に相談してみてください。

それでは、みなさんHappy Lifeをお過ごし下さい!

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