冬に急増!急性胃腸炎にみられるお腹の風邪と漢方とは?

今回は「おなかの風邪」について書きたいと思います。

風邪の約90%はウイルス感染が原因です。

インフルエンザウイルスに感染した場合は
「インフルエンザ」といい、
それ以外のウイルスに感染した場合は
「普通感冒」といいます。

おなかの風邪を引き起こすウイルスとして、
ロタウイルス
アデノウイルス
などが知られていますが、
ウイルスの流行期間がそれぞれ異なります。

ロタウイルスは
12月から4月ごろまでの
冬から春にかけて流行します。

このウイルスに感染すると嘔吐、下痢を引き起こすので
「嘔吐下痢症」とも呼ばれますが、その原因はウイルスのため
「ウイルス性胃腸炎」です。

現在、このウイルスに対するワクチンがありますので予防は可能です。

アデノウイルスは
7月から9月半ばまでの夏の間に流行します。
このウイルスは咽頭結膜炎(プール熱)で有名なウイルスです。

また、嘔吐下痢を引き起こすウイルスとして有名なものに
「ノロウイルス」があります。

乳幼児から高齢者まで、幅広い年齢層で発症します。
このウイルスの流行は11月から3月の主に冬に流行します。

おなかの風邪では脱水症状を起こすことがあります。
脱水症状を起こすと、体内の水分やミネラルが多量に失われ体液が不足します。

子供は大人に比べて短期間で脱水症状に
なりやすいので特に注意が必要です。
脱水症状がひどいときは、すぐ病院へ行き
点滴等の適切な処置を受けてください。

漢方ではおなかの風邪を

「外邪の体への侵入により気と水が乱された状態」

と考えます。

外邪とは

「体の外にあって病気の原因となるもの」

という意味で

「風・寒・署・湿・燥・火」

の6つの要素があります。

この6つの要素を

「六淫(ろくいん)」

といいます。

急激な気候の変化はもちろん、
インフルエンザウイルスやロタウイルスなどのウイルスも外邪です。

風邪(かぜ)という漢字を見てください。
風の「邪」を書いていますよね。

漢方では風邪という字は

「ふうじゃ」

といいます。

この風邪(ふうじゃ)は単独では行動せずに
仲間を引き連れて行動します。

つまり

「風邪+寒邪=風寒邪」

「風邪+熱邪=風熱邪」

「風邪+湿邪=風湿邪」

といった具合です。

この中でお腹の風邪を引き起こす邪の組み合わせは

「風湿邪」

です。

湿邪とは、水の巡りが停滞していることです。

人間の胃や腸には、飲食物や消化液として、
1日に10L前後もの水分が入ってきます。
この水分のほとんどが小腸から吸収され、
大腸には300~400mlの水が運ばれ、大便の硬さを調整しています。
この水分の代謝に以上が起きると下痢や便秘になります。

漢方では
下痢や便秘に対して、腸管内の水分苓を調整し、
腸管の機能そのものを高める治療を行います。

加えて、お腹の風邪をひく人は、
元々、胃腸が弱く、抵抗力が弱いため、
体を温める処方や気のめぐりをよくする処方で、
体質の改善を行います。

では、実際にどのような漢方処方が使われるのでしょうか?

処方内容についてはFC2ブログで紹介していますので、
ご覧になってください。
http://lifestyle3106.blog.fc2.com/

具体的な処方の中には、みなさんがご存知の有名な処方が使われます。
ぜひ参考にしてください。
健康管理に役立てれると思います。

それではみなさん、Happyな週末をお過ごし下さい!!

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