おせち料理は実は漢方?理にかなったおせち料理に隠された秘密!

元旦の朝に食べる料理として

「お節料理」

がありますね。

みなさんの家ではお節料理は作りますか?

今は家で作らなくてもスーパーに行けば
手軽に買えますね。

沖縄は本土とは御節料理の内容が違います。
はじめは、私も驚きました。
また、餅を食べる習慣もあまりありません。
そのため、お雑煮もあまり馴染みがありません。

御節料理にはきちんと漢方的な意味があります。
もとは中国から伝わった伝統行事です。

節句に神様とともに食べるとされた節供料理がおせちの由来ですが、
おせちに使われる食材を漢方的に見てみると理にかなっています。

中国最古の医学書に「黄帝内経」(こうていだいけい)という書物があります。
そこには季節ごとの養生が書いています。

冬は「閉蔵」の季節だと記されています。

夜は早めに寝て、朝はゆっくりと起き、
エネルギーを体内に蓄え、
陽気を失わないようにするのが一番の養生だというのです。

また、冬を五臓であらわすと「腎」です。

現代医学でいう腎臓の機能だけでなく、
成長ホルモンや性ホルモン、聴神経の作用なども含まれ、
生命エネルギーを蓄える機能を持つとされているのです。

つまり、

元気の源、生きる源だとイメージしてください。

この「腎」は寒さを嫌う臓器でもあるので、冬は腎を補い、
温める作用のある食材を摂るのが一番いいです。

冬におススメの食材として

黒豆、栗、胡桃、黒ゴマ、ニラ、海老、ニンニク、羊肉、いわし

などがあります。

「腎」を表す色として黒があります。
上の食材には黒い食べ物が入っているのがわかると思います。
黒い食べ物は「腎」の働きを良くする作用があります。

そこで、このような観点から御節料理を見てみると面白いことがわかります。

<黒豆>

「今年もマメに暮らせるように」という願いが込められている黒豆。
漢方では血液のめぐりを良くして、むくみをとります。解毒作用もあり、
糖質の消費に必要なビタミンB1も豊富です。黒豆を甘く煮た煮汁を飲むと喉にいいです。
ですから、風邪を引いて喉が痛いときに、ゆっくり喉を潤すように飲むといいです。
飲み方がポイントで、一気に飲んではいけません。
喉を潤すようにゆっくりと飲んでください。私はこの汁が大好きです。

<海老>

腰の曲がった様子や長いひげを老人に見立て、長寿のしるしである海老。
海老はカラダを温め、足腰を丈夫にし、強壮作用があります。
殻はカルシウムが豊富で、免疫力を高める働きもあります。

<栗>

本来の栗きんとんは黄色の団子だったところから、黄金色の塊が財産にたとえられています。
漢方では、栗は疲れや足腰のだるさをとります。
お腹が冷えて痛い人や、下痢にもいいですね。栗の色は黄色ですよね。
黄色い色を象徴する臓器は「脾」です。
これは西洋医学でいう脾臓ではなく、胃腸の働きだと考えてください。
つまり黄色い食べ物は胃腸の働きを良くする効果があります。

<昆布>

昆布巻きの昆布は「喜ぶ」、巻きは「結」や「書物」を表しています。
昆布は高血圧やむくみにいいだけでなく、 漢方では身体のしこりをほぐし、
リンパ腫や子宮筋腫、便秘などにも使用されます。

余談ですが、私の実家は北海道ですが、町の名前が「昆布町」といいます。
沖縄県にも「昆布」という地名があります。
だからといって昆布が取れるわけではないです。
実家のある昆布町は山の中で温泉がたくさんあります。
興味のあるかたはグーグル地図で見てみてください。

<胡桃>

硬い殻は家庭円満、胡桃の実は五穀豊穣を意味しています。
胡桃は温性で、とくに腰や手足の冷えをなくします。
腸を潤すので、コロコロ便を出すタイプの便秘にもおススメです。
クルミの形は人間のある臓器に似ていませんか?
そうです、「脳」です。
そのため、痴呆に効果があるとも言われています。
お茶請けにナッツ類を食べることをお勧めします。
スーパーで売られているミックスナッツを食べるといいですね。

おせち料理を食べるにしても、造詣が加わると美味しさや楽しみも一層増しますよね。
邪気を払い、かぜ予防にもなる「お屠蘇」と一緒に召し上がり、
どうぞ今年も無病息災で幸せな一年でありますように祈っています!

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